ワードプレスの最新版をロリポップサーバーでも使用できそうなので、インストール作業を纏めてみました。
２００７年７月２９日時点でのＷｏｒｄＰｒｅｓｓ最新バージョンは、ＭＥ ２．２．１です。
ＷｏｒｄＰｒｅｓｓ Ｊａｐａｎによると、ＭＥ２．２．１の必要動作条件は、
・ＰＨＰ４．２ もしくはそれ以上 ＆ ＭｙＳｑｌ４．０ もしくはそれ以上。
・文字コードは、ＵＴＦ－８のみの対応。
・日本語ファイルの指定は、define ('WPLANG', 'ja');
とのこと。
ロリポップサーバーの動作バージョンは、ＰＨＰ４．４．６ ＆ ＭｙＳｑｌ４．０．２６ なので、ぎりぎり ＷＰ２．２．１ が動作するようです。
ＷＰ２．２をロリポップサーバーにインストールする前に、予めＦＴＰソフトの設定を確認しておきます。
ここではＦＴＰソフトとして、日本で有名な「ＦＦＦＴＰ」を使用します。
１．ホストの設定ダイアログで、「ＰＡＳＶモードを使う」を指定します
ＦＦＦＴＰ起動後、「メニュー」の「接続」から「ホストの設定」を選択すると、ホスト一覧ダイアログが表示されます。対象のホストを選択して、「設定変更」ボタンをクリックすると、
次のホストの設定ダイアログが表示されますので、
①「拡張」タブを選択します。
②「ＰＡＳＶモードを使う」にチェックを入れます。
③「ＯＫ」ボタンをクリックします。
これでＦＴＰサーバーとのデータ転送は、ＰＡＳＶ（パッシブ）モードになります。
２．オプションダイアログで、「アスキーモード」で転送するファイルを指定します
ＷＰ２．２は色々なファイルを使用します。ファイルのアップロード時、画像ファイル（ｊｐｇ／ｐｎｇ）と言語ファイル（ｍｏ）はバイナリモードで、その他のファイル（ｐｈｐ／ｃｓｓ／ｊｓ／．ｈｔａｃｃｅｓｓなど）はアスキーモードで転送する必要があります。
「メニュー」の「オプション」から「環境設定」をクリックすると、
オプションダイアログが表示されますので、
①「転送１」タブを選択します。
②「追加」ボタンをクリックします。
次のファイル名ダイアログが表示されますので、
①ファイル名に「＊．ｐｈｐ」などを入力します。
②「ＯＫ」ボタンをクリックします。
登録する全てのファイルの入力が済んだら、「ＯＫ」ボタンをクリックします。
これでファイル毎に指定した転送モードで、ロリポップサーバーにアップロードされます。
ロリポップユーザー専用ページで、データベースを作成します。
使用中のサーバーで初めてデータベースを使用する場合には、予め利用できるようにする必要があります。
１．ロリポップのユーザー専用ページにログインすると、次の画面が表示されますので、
「ＷＥＢツール」の「ポップアップメニュー」から「データベース作成」をクリックします。
次の画面が表示されますので、
「データベース作成」ボタンをクリックします。
２．使用するデータベースサーバーを選択します。
次の画面が表示されますので、
①「プルダウンメニュー」からデータベースを作成するサーバーを選択します。
②データベースのパスワードを入力します。
③「作成」ボタンをクリックします。
次の画面が表示されますので、
データベースを作成したサーバーの情報を確認します。
①サーバー
②データベース名
③ユーザー名
上記は、ＷｏｒｄＰｒｅｓｓインストール時に必要となりますので、控えておくことをお勧めします。
④「ｐｈｐＭｙＡｄｍｉｎを開く」ボタンをクリックします。
３．データベースで使用するＬａｎｇｕａｇｅを確認します。
次のｐｈｐＭｙＡｄｍｉｎログイン画面が表示されますので、
Ｌａｎｇｕａｇｅが「Ｊａｐａｎｅｓｅ（ｊａ－ｕｔｆ－８）」になっていることを確認します。
違う場合には、プルダウンメニューから「Ｊａｐａｎｅｓｅ（ｊａ－ｕｔｆ－８）」を選択して「実行」ボタンをクリックします。